徳島では8月に阿波おどりというお祭り（8/12～15まで開催）があります。春頃から街の至るところで阿波おどりの練習が始まり、鳴り物（鐘や太鼓の音）の音が聞こえてきます。この音を聞くと「今年もまた始まるなぁ」と徳島県民の心はぞめきはじめます。

​

阿波おどり当日は街全体が熱気に包まれ、あちらこちらで“阿呆”たちの踊りが繰り広げられます。おそらく初めて見る人には異様な風景でしょう。しかし一度体験するとこれがやみつきになる。そんな異様な光景を求め、毎年各界の著名人をはじめ、学生からシニアまで数多くの人が徳島の地を訪れてくださいます。

私たち徳島県民にとってはうれしいことなのですが、1つ大きな問題があります。

 

 

宿が取れない。

 

こんなに楽しいお祭りなのに、多くの人が日帰りで帰ってしまったり、徳島に来ること自体を諦めてしまうという現状があります。そんな状況を打ち破り、阿波おどりの素晴らしさ、そして徳島の素晴らしさをもっと多くの人に知ってもらうために、私たちは会場からほど近い、街のど真ん中に1日限りのキャンプ場を作ることにしました。

 

今回は限られたスペースなので、限定110張のみですが、この試みが市民のみなさんや行政のみなさんにも認められ、少しずつ大きなムーブメントに成長することを目指しています。そしてさらに多くのみなさんに阿波おどりを、徳島という地を楽しんでいただけるようになればと願っています。

​

阿波おどりに行きたいけど宿が取れなかった方、キャンプ好きの方、どちらにもさほど興味はないけどなんかおもしろそうと思った方、徳島で一緒に“阿呆”になりましょう!!